全て手作業!飛行機・ジャンボジェットがいつもピカピカな理由

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いつもピカピカに輝いているジャンボジェット。その機体が汚れていることはありません。

飛行機ファンは全国にたくさんいるため、カメラマンの被写体になることも多いですが、翼が泥で汚れている写真も見たことがありません。朝日や夕日に照らされてキラキラと輝くジャンボジェット。

発着の瞬間は神々しさを感じるほどです!

ところで、こんな大きな機体を一体どうやって洗っているのか気になりませんか?

飛行機がきれいな理由

まずはじめに。飛行機がいつ見てもピカピカなのは、なにもファンサービスのためではありません。そこにはしっかりとした理由があります。それは汚れが原因となるサビや腐食を防ぐためです。

翼の裏や胴体など、飛行機は1度使用するだけで、結構な汚れがつくそうです。

車でも小さな傷や汚れを放っておくと、そこからサビついていくケースがあります。たくさんの乗客を乗せて大空を飛ぶ飛行機にとって、どんなに小さい汚れでも、ゆくゆく大きな「問題」になる危険があります。

そんな理由から飛行機は常に綺麗に掃除されているのです。

まさかの超アナログ手法

飛行機の話の前に、ご自宅で愛車を洗車する人も多いでしょう。水洗いをしてワックスをかけて、場合によっては撥水処理もして。最後にきれいに水気を拭き取ります。自家用車ほどのサイズでも、あっという間に1時間は経過しますし、何より疲労感を感じるはずです。

本題のジャンボジェットのクリーニングですが、なんとほとんどが「人の手」で洗われています。機械は使わずに2メートル以上あるブラシを使って、ゴシゴシと手洗いするのです。

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10人以上が翼や胴体など、パートごとに分かれて作業に当たりますが、平均3時間以上はかかるそうです。

各パートにリーダーとなる責任者がいて、スタッフに指示を出していきます。

ブラシを伸ばしても届かないところは、高所作業車を使うほか、飛行機の上に人が直接あがって作業にあたります。全てを人の手で行うからこそ、隅々まで掃除することができるのです。

ちなみに車のように自動で洗う機械が作られたこともあったそうですが、結局のところ、細部は人の手に頼るなど、コストがかかるため、現在は使われていないようです。

どうやったら「飛行機を洗う人」になれるのか

そういった技術を学ぶ専門の学校があるのでしょうか。気になったので調べてみたところ、意外にもアルバイトから始める人が多いようです。気軽に求人情報誌に出ているケースもあります。運良く見つけられたなら、あなたも飛行機のクリーニングスタッフになれるかもしれません。

しかし、作業は想像以上に大変です。仕事の開始時間ですが、夜間作業がほとんどです。特に辛いのは冬で、身体がガクガク震えるほど底冷えするそうです。

そのかわり、飛行機が大好きという人にはオススメの仕事です!!
ありえないほどの近距離で機体を拝め、なおかつ触れられるわけですから、こんなにオイシイ仕事はないかもしれません。アルバイトから社員への昇格が多いようなので、まずはそこからチャレンジしてみると夢が叶うかもしれません。

機内の掃除も人気

アルバイト求人を見ていると、機内の掃除スタッフを募集するものもあります。

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これは床や窓の掃除を始め、座席の後頭部についているシートを交換する仕事です。

1機を掃除すると、たくさんの雑誌が出てくるそうです。空港の待合ロビーで買ったと思われる雑誌は、ほとんどが最新刊。少年誌に経済誌など、捨てるにはもったいないラインナップです。

持って帰って古本屋に売りたくなる衝動にかられますが、全てゴミ箱行き。持ち帰りは禁止だそうです。

これは余談ですが、整備士をはじめキャビンアテンダントとお話しする機会も結構あるそうで、飛行機好きにはたまらない職場かもしれません。